HONDA CB1100 エンジンオイルとフィルターの交換手順
- ホンダ CB1100のエンジンオイル交換とエレメントの交換の流れを説明いたします。
- ドレンボルトの締め付け規定トルク(ドレンボルト30n/m オイルフィルター26n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
- メーカー推奨交換時期はエンジンオイル:1年又は6000kmですが早めのオイル交換することをお勧めいたします。
- 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。
- この記事は完全ではありませんのが、少しでも参考になれば幸いです。
用意するもの
- エンジンオイル(メーカー推奨はホンダ純正ウルトラG1 、G2、G3)1L缶4本
- オイルフィルター純正品番:15410-MFJ-D01
- 廃オイルパック(廃油処理箱)
- 17mmのボックスレンチ又はメガネレンチ
- 65パイオイルフィルターレンチ
- 内径14mmシーリングワッシャー
- トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)
- ウエス
- オイルジョッキ
- パーツクリーナー
- ゴム手袋
まずはエンジンを掛けて2~3分暖機運転するか走ります
エンジンオイルの温度が上がり排出しやすくなります。
- オイルドレンボルトの位置はエンジン中央下部付近になります。
- 17mmのボックスレンチ又はメガネレンチを使用して下さい(モンキー、スパナは使用不可)
- 反時計周りに緩めます
エンジンオイルを排出します
ドレンボルトを外すときにオイルが手に付着してヤケドをする恐れがございますので、ゴム手袋の装着をお勧めいたします。
オイルフィルターを外します
オイルフィルターを反時計に緩めるとエンジンオイルが出てきますので、しばらく排出してからオイルフィルターを外します。
ホンダ純正オイルフィルター 純正品番:15410-MFJ-D01
Oリングにエンジンオイルを塗布します
オイルフィルターを26n/mのトルクで締め付けます
ドレンボルトのM14シーリングワッシャーを新品交換します
17mmのオイルドレンボルトを装着します
- 内径14mmのシーリングワッシャーをオイル交換時に新品に交換しましょう。
- ドレンボルトの締め付けトルクは30n/mになります。
- ドレンボルトは手で回らなくなるまで締めます(初めから工具を使うとねじ山を損傷する恐れがございます)
- ドレンボルトとフィルター付近に付いたエンジンオイルをパーツクリーナーで洗浄します。
エンジンオイルを注入します
- メーカー推奨はホンダ純正:ウルトラG1 、G2、G3
- オイル交換量は3.8L フィルター交換時は3.9Lになります。
- フィルター交換時はオイルを3.7Lほど入れて1~2分アイドリングします。
- しばらく待ってからオイルレベルを見ながらオイルを足していきます。
オイルレベルグラスでオイル量をチェックします
- エンジンオイルの量は多すぎても少なすぎてもダメなので上限と下限の真ん中がベストでしょう。
- オイル交換&フィルター交換は難しい作業ではありませんが、ドレンボルトを締め過ぎてねじ山を損傷すると多大な出費になりますので、トルクレンチの使用を推奨いたします。