台湾 キムコ アジリティー125 オイル交換の方法

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 キムコ アジリティー125 オイル交換の仕方

キムコアジリティー125画像
  • キムコ アジリティー125のエンジンオイルの交換の流れを説明いたします。
  • ドレンボルトの締め付けトルク(25n/m)がありますので、初めての方はトルクレンチの使用を推奨いたします。
  • 基本的な知識と技術をお持ちの方を対象に記事を書いておりますので自信の無い方はショップでのオイル交換をお勧め致します。

用意するもの

  • エンジンオイル 4サイクル2輪用 1L缶
  • 廃オイルパック(廃油処理箱)
  • 17mmのメガネレンチ又はBOXレンチ
  • 12mmシールドワッシャー
  • パーツクリーナー
  • ウエス
  • オイルジョッキ
  • トルクレンチ(整備のスキルをお持ちの方は不要)

まずはエンジンを掛けて暖気運転するか走ります

エンジンオイルの温度が上がり抜けやすくなります。エンジンオイル及びマフラーが加熱していますので火傷にご注意下さい。

ドレンボルトの位置

ドレンボルトの位置

 

キックペダル付け根の下に17mmのドレンボルトがありますので外します。

17mmのソケットレンチでドレンボルトを外します

17mmのソケットレンチでドレンボルトを外します

ドレンボルトのねじ山がすべて外れたら押しながら左に回しエクステンションバーを斜め下45度くらいに傾けて抜くと、ドレンボルトが廃油の中に落ちずに取れます。横向きのドレンボルトは方法で外せば手も汚さず、廃油の中でドレンボルトを探すこともないでしょう。

古いエンジンオイルを排出します

古いエンジンオイルを排出します

 

ある程度エンジンオイルが排出されたらオイルフィルターのドレンボルトを外します。

 

オイルフィルタードレンボルトの位置

オイルフィルタードレンボルトの位置

 

オイルフィルターのドレンボルトの位置はクーリングファンの下あたりにあります。17mmのソケットレンチ又はメガネレンチで緩めます。

オイルフィルターが外れました

オイルフィルターが外れました

 

結構汚れがあります

結構汚れがあります

ストレーナーは定期的に清掃しましょう。

パーツクリーナーとエアで洗浄します

オイルフィルターとドレンキャップを洗浄します

パーツクリーナーで洗浄してエアでブローします。

きれいになったフィルターとドレンプラグ

きれいになったフィルターとドレンプラグ

ドレンワッシャーはオイル交換ごとに新品に交換するのが望ましいです。

ドレンボルトに新品のシーリングワッシャーを付け締め付けます

ドレンボルトに新品のシーリングワッシャーを付け締め付けます
  • 整備スキルのない方はトルクレンチの使用をお勧めいたします
  • ドレンボルト締め付けトルクは25Nになります
  • 締め過ぎてオイルパンを破損すると多額の出費になりますのでご注意下さい
  • ワッシャーはオイル交換毎に新品交換したほうが良いでしょう。

オイルフィルターの向きにご注意下さい!

オイルフィルターの向きにご注意下さい

 

  • フィルターを挿入するときの向きは必ず山側を下に向けましょう。
  • スプリングの影響でテンションがかかっていますので押し込むようにプラグをまわします。
  • 少しでも斜めに入ったまま、強引にねじ込んでいくと、ネジ山を破損する可能性がございますので慎重に確認しながら手でねじ込んで下さい。
  • 締め付けトルクは15Nになります。

エンジンオイルの注入

エンジンオイルの注入

規定量は800mlですが700mlくらいで一旦ゲージを入れ計って下さい。

オイルレベルの見方

オイルレベルの見方
  • 測るときは、レベルゲージをねじ込まずに綺麗なウエスで拭いてから差込みます。
  • 大体のレベルを確認したらオイルレベルゲージをねじ込みエンジンを1分くらい掛けて止め、数分後に再度レベルを確認します。
  • 入れすぎ、少なすぎ、どちらもダメなので上限と下限の間がベストでしょう。
  • 台湾製バイクのウエイトローラーは加速重視で軽く設計されていますので、エンジンの回転数はかなり高くなります。1000km~1500kmまでのオイル交換が望ましいでしょう。
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安次富孝雄

安次富孝雄

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