ホンダ スーパーディオ AF27 キャブレターオーバーホール

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ホンダ スーパーディオ AF27型 キャブレターオーバーホールの方法

ホンダスーパーディオの画像

エアクリーナーボックスカバーを外す

エアクリーナーボックスカバーの5つのプラスのネジを外します。

スーパーディオエアクリーナーカバーの画像

エアクリナーボックス本体を外す

キャブレターに留めてあるプラスネジを緩め10mmのボルト2つ外します。

スーパーディオエアクリーナーエレメントの画像

六角ナットを忘れずに

エアクリボックス外した時にリアショック付け根横に六角のナットがあるので忘れずに。

エアクリーナーボックスを外した時の画像

キャブレター本体を取り外す

スロットルバルブのネジをプライヤーで緩めて外し、ホース2本とインテークマニホールの10mmのボルト2本を外します。

キャブレターをはずすポイントの画像

オートチョークを外す

プラスのネジ2本を外しオートチョークを外します。

オートチョークを外す画像

キャブレター本体洗浄①

キャブレター本体が外れました。かなり汚れています。このまま分解するとゴミや砂がキャブレター本体に入りますので外部を洗浄します。

キャブレターを外した時の画像

キャブレター本体洗浄②

まずキャブレタークリーナーを全体に吹き付け歯ブラシで擦ります。灯油やガソリンでもよく落ちます。

キャブレターを洗浄している画像

キャブレター本体洗浄③

パーツクリーナーで全体を洗い流します。

キャブレターにパーツクリーナーを吹き付けている画像

キャブレター洗浄後

かなりきれいになりました。最後にエアを吹くと完璧でしょう。

洗浄後のキャブレター

フロート下部のネジを外す

フロート下部のプラスのネジ2本をはずします。舐めやすい所なので必ずネジに合ったドライバーを使用して下さい。

キャブレターのフロートを外す画像

メインジェット類を外します

ニードルジェットホルダーを7mmのメガネレンチで固定しメインジェットをはずします。メインジェットは変形しやすいので必ずジェット専用のマイナスドライバーかぴったりと合ったマイナスドライバーを使用して下さい。かなり放置してジェットが固着している場合は急がずにエンジンコンディショナーを注入してしばらく待ってから緩めましょう。

メインジェットとニードルジェットホルダーを外す画像

スロージェットを外します

スロージェット外す時もぴったりと合ったマイナスドライバーを使用しましょう。

メインジェットを外す画像

キャブレター分解画像

キャブレターを分解した画像

ジェット類の洗浄

フロートケースにメインジェット、スロージェット、ニードルジェットホルダー、フロートバルブ、フロートピンを入れワコーズエンジンコンディショナーを入れ、しばらく浸け置きします。汚れが酷い場合には一晩浸け置きします。この場合液が揮発しますのでフタをするかラップを掛けます。

ジェット類を洗浄している画像

キャブレター内部の洗浄

キャブレター本体の通路すべてにワコーズエンジンコンディショナーを注入します。

キャブレーター本体を洗浄している画像

オートチョーク通路の洗浄

フロート下部にオートチョークの通路があるのでここの小さい穴からエンジンコンディショナーを入れ詰りが無いか確認します。詰りがあれば細い針金等を通します。ここが詰まるとチョークが効きませんので必ずチェックしましょう。

オートチョーク通路を洗浄している画像

ジェット類をパーツクリーナーで洗浄

エンジンコンディショナーに浸けていたジェット類をパーツクリーナー又はエアできれいに吹き飛ばします。スロージェットの穴は小さいので詰まってないか目視で確認しましょう。

スロージェットを洗浄している画像

フロートバルブの固着の確認

フロートバルブの赤丸の部分をドライバー等で押さえピコピコと戻ってくればOKです。動かない場合や戻らない時はさらにエンジンコンディショナーに浸け置きするか新品に交換しましょう。

フロートバルブの画像

エアスクリューとアイドルスクリューの位置

キャブレターエアスクリュー

エアスクリュ-は締めこんで止まった位置から1回転と1/4回転。アイドルスクリューは締めこんで止まった位置から2回転戻してからエンジンを掛け両方とも微調整します。

きれいな手でゴミが入らないように

後は手をきれいに洗い慎重に組み付けていきます。キャブレターのオーバーホールは難しい作業ではありませんが精密な部品なので組み付けの時にごみやホコリが 入らないように注意しましょう。

 

 

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安次富孝雄

安次富孝雄

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