BMW R1200RT LC 前後ホイールの外し方

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BMW R1200RT LC ホイールを外す手順

BMW R1200RT LC外観

用意するもの

  • T30、T40、T50トルクスレンチ
  • 19mm六角レンチ
  • 13mm、17mmメガネレンチ又はソケットレンチ
  • トルクレンチ
  • ジャッキ
  • プラスティックハンマー
  • グリス

フロントホイールを外す手順

フロントブレーキキャリパーを外します

BMW R1200RT LC フロントブレーキキャリパーを外す

フロントブレーキキャリパーを固定している13mmのボルトをメガネレンチ又はソケットレンチで外します。ブレーキホースに負荷が掛からないように、針金等で吊るします。

ABSセンサーを固定しているT30トルクスボルトを外します

BMW R1200RT LCABSセンサーを固定しているT30トルクスボルトを外します

フロントABSのセンサーを固定しているT30トルクスボルトを外します。

アクスルシャフトのボルトを固定しているT40ロックボルトを緩めます

BMW R1200RT LCアクスルシャフトのボルトを固定しているT40ロックボルトを緩めます

左側のフロントアクスルシャフトのロックボルトを固定しているT40トルクスロックボルトを反時計周りに緩めます。

フロントアクスルシャフトの17mmロックボルトを外します

BMW R1200RT LC アクスルシャフトの17mmロックボルトを外します

フロントアクスルシャフトの17mmロックボルトを反時計周りに緩め外します。

フロント右側のアクスルシャフトを固定しているT40トルクスボルトを緩めます

BMW R1200RT LCフロント右側のアクスルシャフトを固定しているT40トルクスボルトを緩めます

フロント右側のアクスルシャフトを固定しているT40トルクスボルトを反時計周りに緩めます。

フロントアクスルシャフト右側に19mm六角レンチ差し込んで引き抜きます

BMW R1200 RTフロントアクスルシャフト右側に19mm六角レンチ差し込んで引き抜きます

エンジン下部にジャッキをあて、フロントホイールを少し浮かして、フロントアクスルシャフト右側19mm六角レンチを差し込んでアクスルシャフトを引き抜きます。

取り外したフロントアクスルシャフトは洗浄してグリスを塗布しておきます

BMW R1200RT LC取り外したフロントアクスルシャフトは洗浄してグリスを塗布しておきます

取り外したフロントアクスルシャフトはサビや汚れがあればサンドペーパーで磨き、必ずグリスを塗布しましょう。

フロントホイールに付いているカラーを外します

BMW R1200RT LCフロントホイールに付いているカラーを外します

フロントホイールについているカラーを外してグリスを軽く塗布します

フロントホイールを外しました

BMW R1200RT LCフロントホイールを外しました

フェンダーに負荷が掛からないように、フロントホイールを取り外します。

今回、使用するタイヤはBSのT30 EVO GTスペック

BMW R1200RT LC今回、使用するタイヤはBSのT30 EVO GTスペック

純正タイヤはミシュランのパイロットロード4でしたが、今回はブリジストンのT30EVOGTスペック120/70-17をチョイスしました。

両足でホイールの高さを調整しながらフロントアクスルシャフトを挿入します

BMW R 1200 RT LC 両足でホイールの高さを調整しながらフロントアクスルシャフトを挿入します

両足でホイールを持ち上げながら、フロントフォークとホイールの穴を合わせながらフロントアクスルシャフトを挿入します。二人で作業すれば挿入しやすいでしょう。

プラスティックハンマーでアクスルシャフトを確実に差し込みます

BMW R1200RT LC プラスティックハンマーでアクスルシャフトを確実に差し込みます

プラスティックハンマーでフロントアクスルシャフトを確実に差込みます。

フロントアクスル17mmロックボルトを30Nmで締付けます

BMW R1200RT LCフロントアクスル17mmロックボルトを30Nmで締付けます

ジャッキを下ろして、右側19mm六角レンチを差込み17mmロックボルトを30Nmで締付けます。

左右のフロントアクスルシャフトを固定しているT40トルクスボルトを19Nmで締付けます

BMW R1200RT LC 左右のフロントアクスルシャフトを固定しているT40トルクスボルトを19Nmで締付けます

左右のフロントアクスルシャフトを固定しているT40ロックボルトを19Nmで締付けます。

フロントブレーキキャリパーを固定している13mmボルトを38Nmで締付けます

BMW R1200RT LC  フロントブレーキキャリパーを固定している13mmボルトを38NMで締付けます

フロントブレーキキャリパーを固定している2本の13mmボルトを38Nmで締付けます。

ABSセンサーを固定しているT30ボルトを8Nmで締付けます

BMW R1200RT LC ABSセンサーを固定しているT30ボルトを8Nmで締付けます

ABSセンサーを固定しているT30トルクスボルトを8Nmで締付けます。

締め忘れがないか各部にマーカーペンでチェックします

BMW R1200RT LC締め忘れがないように各部をマーカーペンでチェックします

フロントホイールを固定しているボルト類は命にかかわる重要な部分なので、最後に工具をもう一度あて、最終確認が出来ればマーカーペンでチェックを入れた方が良いでしょう。

リアホイールを外す手順

本来はマフラーが純正なら、先にサイレンサーを外さなければリアホイールが外れませんが、今回の車両はR-style社製Real python Muffler が装着されている為、サイレンサーを外さなくてもリアホイールが外れるので、純正マフラーーのはずし方は割愛させていただきますので、あらかじめご了承下さい。

T50トルクスでリアホイールを固定している5本のボルトを外します

BMW R1200RT LC T50トルクスでリアホイールを固定している5本のボルトを外します

ギアをローに入れてT50トルクスでリアホイールを固定している5本のボルトを外します。

リアホイールが簡単に外れました

BMW R1200RT LCリアホイールが簡単に外れました

今回、装着するタイヤはBS T30 EVO GTスペック

BMW R 1200 RT LCに今回、装着するタイヤはBS T30 EVO GTスペック

フロントホイールと同じく、ブリジストンのT30EVOGTスペックを装着します。

T50トルクスボルトを対角線上に少しずつ締付けていきます

BMW R1200RT LC リアホイールボルトの締付け手順

リアホイールを固定しているT50トルクスボルトを対角線上に少しずつ締付けていきます。

T50トルクスボルトを60Nmで締め付けます

BMW R1200RT LCT50トルクスボルトを60Nmで締め付けます

T50トルクスボルトを対角線上に少しずつ60Nmで締め付ければ完了です。締め忘れが無いようにマーカーペンでチェックしましょう。BMW R1200RT LCのタイヤ交換はタイヤチェンジャーやバランサー等の専用工具が無ければ出来ませんが、ホイールの脱着ならそれほど難しくない作業なので、メカ好きの方はご自身でチャレンジされてはいかがでしょうか。

(補足)今回、純正装着のミシュランパイロッド4からブリジストンT30EVOGTに履き替えまして、高速道、タイトなワインディング、中高速ワインディング等あらゆるシュチュエーションで実際に走行テストいたしました。一番印象に残ったのが、タイトなコーナリングでの切換えしで、車重が軽くなったと勘違いするほどヒラヒラとコーナリングできた事に驚きを感じました。高速道の直進安定性も一切の不安は皆無で、中高速のコーナーリング時にかなりバンクさせた時の安心感も楽しみの一つだと思います。パーロッド4も優れたタイヤでしたが、T30のほうが一枚上手の印象です。ウエット性能と耐磨耗性だけはまだ分かりませんのでご了承願います。

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安次富孝雄

安次富孝雄

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