ホンダ AF61 トゥデイ キャブレター オーバーホール

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ホンダ トゥデイ AF61 キャブレターオーバーホールの方法

ホンダ AF61 トゥデイ 外観

AF61トゥデイ メットインボックスの外し方

トゥデイのメットインボックスを外す方法

 

シートを開けて10mmのボルト4本を外しメットインボックスを上に引き上げると簡単に外れます。

メットインボックスが外れました

メットインボックスが外れました

 

 

潤滑油をあらかじめ吹いておきます

あらかじめ潤滑油をかけます

 

インテークマニホールドをとめているバンドネジ1本、アクセルワイヤーを固定しているナット、エアクリーナーダクトのバンドネジにあらかじめ潤滑油をかけておきます。

インテークマニホールドをとめているバンドプラスネジ1本を緩めます

インテークマニホールドのバンドネジ1本を緩めます

 

アクセルワイヤーを固定している12mmのナットを緩めワイヤーを外します

アクセルワイヤーを固定している12mmのナットを緩めワイヤーを外します

 

 

ホースを外してエアーダクトをとめているバンドのプラスネジを緩めます

ホースを外してエアーダクトをとめているバンドのプラスネジを緩めます

 

インテークマニホールドの固定10mmのボルト2本を外してインマニとキャブを分離

インテークマニホールドの固定10mmのボルト2本を外します

 

キャブからインテークマニホールドが外れました

キャブからインテークマニホールドが外れました

ホースを外してオートチョークをとめているプラスネジ1本を外します

オートチョークととめているプラスネジ1本を外す

 

オートチョークが外れました

ホースを外してオートチョークをとめているプラスネジ1本を外します

エアクリーナーダクトとキャブ本体を分離しガソリンホースを外します

ガソリンホースを外します

 

ドレンホースを外します

ドレンホースを外します

 

キャブレター本体が外れました

キャブレター本体が外れました

 

インテークの穴にごみが入らないように養生テープ等でフタをしましょう。

外したキャブレターを洗浄します

外したキャブレターを洗浄します

 

キャブレター本体が汚れていると分解したときにゴミが入りますのであらかじめ本体をきれいにします。エンジンコンディショナー、キャブクリーナー、灯油、ガソリン、パーツクリーナー等をかけてブラシでこすれば良いでしょう。

ダイヤフラムの2本のプラスネジを外しダイヤフラムを外します

ダイヤフラムの2本のプラスネジを外します

 

フロートチャンバーの3本のプラスネジを外します

フロート下部の3本のプラスネジを外します

このプラスネジは大変舐めやすくぴったりと合ったプラスドライバーを使用しましょう。インパクトドライバーを使えば確実にネジを緩められます。

 ドライバーの柄などでフロートチャンバーを軽く叩きます

ドライバーの柄で叩く

 

フロートチャンバーが外れました

フロートチャンバーが外れました

 

かなりの期間、放置していたようでガソリンが変色しメインジェットが詰まっています。

フロートピンを抜きフロートとバルブを外します

フロートピンを抜きフロートとバルブを外します

メインジェットにエンジンコンディショナーを注入してしばらく置きます

メインジェットにエンジンコンディショナーを注入してしばらく置きます

 

スロージェットは簡単に外れましたが、メインジェットは固着しているので無理にドライバーで回すとメインジェットが変形するおそれがございます。エンジンコンディショナーを注入してしばらく置いてからぴったりと合ったマイナスドライバーで外しましょう。

フロートチャンバーにジェット類を浸け置きします

フロートチャンバーにジェット類を入れエンジンコンディショナーを注入しつ漬け置きします

 

フロートチャンバーにメインジェット・スロージェット・フロートバルブ・フロートピンを入れ、エンジンコンディショナーを注入して浸け置きします。溶剤が揮発するのでラップ等でフタをすると良いでしょう。

 キャブレター本体の通路すべてにエンジンコンディショナーを注入して放置します

キャブレター本体の通路すべてにエンジンコンディショナーを注入

 

パーツクリーナーでキャブレター本体を洗浄します

パーツクリーナーでキャブレター本体を洗浄します

 

画像に見える青い部分がエンジンコンディショナーによって溶け出した固形物です。パーツクリーナーで念入りに洗浄します。

エアでキャブレター本体をブローします

エアでキャブレター本体をブローします

エンジンコンディショナーで浸け置きしていたジェット類をパーツクリーナーで洗浄します

エンジンコンディショナーで漬け置きしていたジェット類をパーツクリーナーで洗浄します

 

汚れ具合により浸けこむ時間を調整しましょう。パーツクリーナーで洗浄し、エアを吹きます。スロージェットの穴は小さいので通っているか目視で確認します。ジェット類の穴の大きさはとても精密なので針金等でほじくったりしないようにご注意下さい。

キャブレターのオーバーホールの作業自体は難しくありませんが、ジェット類が確実に通っているか確認しゴミが入らないように手をきれいに洗ってから慎重に組み付けます。せっかくキャブレターをばらしたのにジェットの詰まりやゴミが噛んでいたら一からやり直しになるのでご注意下さい。

原付4サイクルエンジンのキャブレターのジェット類の通路は大変小さく、しばらくエンジンをかけずに放置するとガソリンが腐りジェットの穴をふさいで始動不良になります。しばらく乗らない場合でも定期的にエンジンを掛けてあげるとキャブ内のガソリンが循環しキャブが詰まることはないでしょう。

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安次富孝雄

安次富孝雄

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